エンジェルケアの最中での出来事
休憩中に先輩から聞いて、いまだに忘れられない話…
看護師は患者さんが亡くなった後、家族と一緒に悲しみに浸っているわけにはいきません!
看護師としてその亡くなった患者さんのためにまだできるケアがあるからです。
その患者さんのエンジェルケアをN看護師が始めました。
N看護師はもうベテラン看護師です。
エンジェルケア中、亡くなられた患者さんのお孫さんがそばに付き添っていたそうです。
N看護師が口腔内をきれいにし、最後に入れ歯をはめようとしたときに事件は起きました…
なかなか入れ歯が入らなかったんです(ー_ー)!!コマッタ
長きに渡って療養されていると頬や口腔内も痩せ、入れ歯がうまくフィットしないことはよくあること…
N看護師「アレ?入らない!…お顔が痩せちゃったからかしら?入れ歯がなかなか入らないですね…」と真剣に苦戦中(;´д`)ゞ
しばらくその様子を伺っていたお孫さんが…
お孫さん「看護婦さん、それ上下逆じゃないですか?」
ええええぇ~ Σ(゚Д゚)
キャー、恥ずかしい‼
お孫さんの仰る通り、上下逆の入れ歯を一生懸命装着させようとしていたんですから、そりゃ入るわけないですよね(-_-;)
しんみりした空気から一転…
さすがにお孫さんも笑っちゃったそうです(^▽^;)
お孫さん「おばあちゃん、よく笑う人だったので。いまも笑ってると思います」と気を使ってくれたそうです(;´∀`)
その話を聞いたあとから、エンジェルケアでの入れ歯装着のたびに必要以上に上下を確認するようになりました m(_ _;)m
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