狭心症で「PCI」を受ける病識のない義父に向けて作ったパンフレット

自作狭心症パンフレット 

義父は狭心症です。

PCIを受けた後に再度胸部症状が出現し、今回CAGをして頂いたら ‟エライこっちゃ” になってまして…(;”∀”)

その重大なことに今ひとつ ‟ピンッ” ときていない様子の本人(⊙_⊙;)

ということで、『病識のない義父に向けたパンフレット』を作ってみました( `ー´)ノ

解剖は必要な部分だけ

医療人でもない義父に、細かなことを言っても、逆効果

義父は
心臓の血管=上下大静脈や肺動静脈、大動脈などの大血管と思っていた
ことが外来受診の付き添い時に判明

以前、『冠動脈』について説明したんです
でも口頭だったから、わかるわけないですよね(-_-;)

なので、シンプルにカラーで
右冠動脈と左冠動脈(前下行枝・回旋枝)のみを表記したイラストを使用

心臓のお話
出典:三友堂病院

前回の治療を簡潔に説明

狭心症・心筋梗塞の違い

狭心症と心筋梗塞の違いを伝えたい目的

①狭心症のうちに日常生活の見直し、治療の必要性を理解して欲しい
②心筋梗塞に陥ると死に直結する恐れがあることを知って欲しい

※但し、心筋梗塞になり死は免れたとしても、そのあとの代償についてはキャパオーバーになるので今回は避けました

発生原理イメージ
出典:東京大学医学婦付属病院 循環器内科

前回の治療部位とPCIについて

実際に治療した場所を図で示すことで、義父の興味を持たせる

ステント留置とは? バルーン治療とは?イラストでイメージを持たせる

ステント留置:#6・#13
バルーン治療:#9

あえて、説明はせずにイラストや写真のみにしました!

へぇ~こんなことしたんだ…程度の反応で十分(^。^)
難しくしちゃうとよくわからん(笑)』になっちゃうから(^▽^;)

今回の治療

治療の必要性

義父はLMTが75%狭窄していました(;゚Д゚)
そりゃあ、100M歩くだけで胸痛が出現していたわけです(-_-;)
※前回、ステント留置した部位には再狭窄なし(^▽^;)ヨカッタ

本当にぶっ倒れる前にカテーテルしてもらえてよかったぁ(^▽^;)

出典:よつば循環器科クリニック
自作狭心症パンフレット

息子である現役看護師の旦那さんと元看護師の嫁という設定でイラストを選んでみました(^▽^;)お義父さんわかったかな?

今回の『DCA』という治療について

そして、前回はステント治療だったのに、今回はDCA(方向性冠動脈粥腫切除術)という治療が必要な理由を理解して、治療に臨んで欲しかったので、こんな感じでパンフレットを作ってみました( `ー´)ノ♪

自作狭心症パンフレット ステント DCA
自作狭心症パンフレット DCA
自作狭心症パンフレット DCA
画像:DCA (冠動脈粥腫切除術)
出典:順天堂大学医学部付属順天堂医院 循環器内科

実際には、これよりもっと写真やイラストを多めに使って、義父用パンフレットを作ってみました。
さぁ、これでどこまでわかってもらえたでしょうか…(;’∀’)

退院後のエピソード

義父の治療は問題なくスムーズに終わり、無事に退院。

帰宅後、数時間経過したときに義父から電話が(⊙_⊙)?

薬がない」と(゚Д゚;)
退院時、看護師さんから「お薬はもらいましたか?」って聞かれて、大きな紙袋をポンポンと叩き、『はい、もらいました』って言ってたじゃん(-_-;)

結局、他の袋に入っていたのでよかったのですが、義父にお薬を確認すると…
二日分だけ、抗がん剤が出されてる。今日までだ。』とΣ(゚Д゚;)再びビックリ!

義父の家に行き、薬を確認するとカテーテル(DCA用のカテーテルは太いので)をしたので、予防的に2日分だけ『抗生剤』が処方されてました(´▽`) ホッ

このエピソードをあとで息子である旦那さんに話したら、大爆笑でしたψ(`∇´)ψ

最後に…

自作狭心症パンフレット

まぁ、こんな感じで嫁なりにイラストや写真を多めに使い義父用のパンフレットを作って渡してみました(;´∀`)

今度は『』と『食事』について作ってみようかなぁ…

でも、一気にいろいろ渡して嫌になっちゃうといけないので、様子を伺いながらかな(^▽^;)

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